妊娠5カ月(16~19週)にパパが知るべきこと!骨の周りに筋肉と脂肪が付く

2019/08/16 更新
妊娠5カ月は筋肉の発達で手を動かす
骨と筋肉が急速に太くなっていく
妊娠5カ月目の胎児は平均身長25cm、平均体重270gに成長しています。エコー検査をしても、体が大きいために体の一部しか映りません。それほどまでにお腹の赤ちゃんは成長しています。
骨は太く丈夫になり、背骨も白くくっきり見えます。基本的には体を丸めてうずくまっていますが、筋肉が強くなっているために手足を一生懸命に動かして、指しゃぶりや目をこする動作も確認できます。
エコー検査で特に確認したいポイントは、心臓、胃、膀胱の発達です。心臓は、左心室、右心室、左心房、右心房の4つに分かれていることが重要です。この正常な状態により、心臓が血液を全身に送ってくれます。
また、お腹の赤ちゃんは羊水を飲んで消化器や循環器が膨れます。胃や膀胱が膨らんでいることがポイントで、消化、吸収、排出機能の確認ができます。
5カ月後期から胎動が起こり始める
胎動とは「胎児が動く」の略で、お腹の赤ちゃんが動いてママがその動きを感じる現象です。早い子では5カ月目の中期や後期、多くのママは6カ月目には実感できます。パパも小さな胎動を感じたら、たまにお腹をさすってみましょう。
胎児は5カ目を過ぎると感覚器官が発達して、ママの声やお腹を叩く音も耳も聞こえるようになります。さらに7~8カ月目になると、その音に胎児が反応して、ゴロゴロと動くこともあります。

シンプルなマタニティウェアを着回す
お腹周りが大きくなり、これまでとの同じ服を着ることは難しいです。少し大きめの服も1~2カ月後にはサイズアップします。そのため、上半身はゆったり目の服装で構いませんが、パンツはマタニティウェアが必要です。
ただ、マタニティウェアはそれなりの値段がするわりに、ほんの数カ月しか着ません。そのため、なるべくシンプルでコーディネートがおすすめです。
例えば、お腹の大きさにぴったりとフィットする伸縮素材のパンツならば、妊娠初期から臨月まで長く使えます。産後もすぐには体形が戻らないため、そのまま履き続ける人も多いです。
腰回りを調整するために、幅が広いゴムで全体を覆っていたり、伸縮率が異なるゴムを2重に使っていると、履き心地が異なります。ファスナーも前ではなくサイドにあったほうが、脱ぎ着するときが簡単です。

パパ向け!妊娠5カ月まとめ
- 身長25cm、体重270gが平均です。
- 骨の周りに筋肉と脂肪が付きます。
- 指しゃぶりが頻繁に見られます。
- 髪の毛が生え始めます。
- 体勢次第では男女の診断ができます。
- 後期には胎動を感じます。
- お腹の膨らみが目立ち始めます。
- マタニティウェアが必要になります。
- 適度な運動をしても大丈夫です。
- 4週に1回健診を受けます。
- 産みたい病院の分娩を予約します。
- 母親学級や両親学級に参加します。
- 戌の日に安産祈願をします。
- 出産のイメージを話し合います。

妊娠5カ月の体験談や口コミ


妊娠5カ月
妊娠5カ月を過ぎると、足が重く感じられるようになってきました。足も以前よりも少し太くなっているように見えます。
この症状は足の浮腫であり、体内の水分がうまく排出されずに、下半身に溜まりやすくなる状態です。痛みを伴うことはありませんが、腫れていることはすぐにわかります。
浮腫は妊婦が起こしやすい症状で、その程度は人それぞれです。即効性のある対処法はありませんが、私は足をこまめにマッサージする、夜寝るときに足を高くする、締め付けるタイプの靴下を履くが有効でした。


妊娠5カ月
私はなかなか悪阻が治まりませんでした。一般的に妊娠5カ月目は胎盤が安定して、流産になる可能性が低くなることから、安定期とされています。この安定期を境に悪阻が落ち着くことが多いです。
ただし、悪阻がどれだけ続くかは個人差があります。妊娠5カ月になる前後2週間程度が目安になるため、それ以降も治まらないときや気になるときは専門医を受診します。


妊娠5カ月
妊娠5カ月目を過ぎたあたりから、たまに生理痛に似たような感じの腹痛を感じることがありました。これは子宮の収縮によって腹部が締め付けられてしまい、生理痛のような痛みを感じる現象です。
誰にでも起こり得る現象であるため、発生を心配する必要はありませんが、今後、出産の時期に向けて子宮の収縮の回数は頻繁になっていきます。頻度が多かったり痛みが強い場合は医師に相談しましょう。