【漫画】熱性けいれんでダイアップを使う?使わない?

ふんわりパパ
監修ふんわりパパ
2019/08/16 更新

「脳や体に影響はない」

これが熱性けいれんが起きなくなるという座薬 ダイアップ!! 意見①かかりつけ医 意見②救急搬送先 意見③近くの小児科

「ネットはデマが多い」

意見④ネット 意見⑤てんかん専門医 意見⑥友人・知人 結局 親の判断だな
  1. ダイアップの使用法
  2. ダイアップの副作用
  3. ダイアップ肯定派の医師の意見
  4. ダイアップ否定派の医師の意見
  5. 親が独自の使用条件を決める

ダイアップの使用法

熱性けいれんを2回以上起こした子供には、けいれん予防にダイアップという座薬が処方されます。医師からは「熱が37.5℃を超えた時点でダイアップを挿入する」と指示されました。

1回目の使用から8時間後も熱があるようであれば、2回目を使用します。これは血液中の薬の濃度が下がり始める8時間後に2回目を使用することで、再度濃度が上昇して、その後24時間は濃度を維持できるからです。

2回目の使用が早すぎると血中濃度が高くなりすぎ、逆に間隔が空きすぎると有効な濃度を維持できないため、8時間後をきちんと守る必要があります。

息子は夕方から夜にかけて発熱する傾向があったため、2回目の使用は真夜中になることも多かったです。そのため、アラームをセットして、寝ている息子に座薬を挿入しました。

ダイアップは基本的には2回の挿入までです。24時間経過しても熱が下がらないときに、自己判断で3回目を挿入してはいけません。必ず医師の判断を仰ぐ必要があります。

また、解熱剤の座薬と併用する場合はダイアップ挿入後、30分開けてから解熱剤を使用するといった順番や間隔の調整も必要です。

ふんわりパパ
パパ
けいれんが起きないか心配で、親は眠れません。

ダイアップの副作用

ダイアップの副作用

ダイアップは脳に作用する薬であるため、副作用としてはふらつき、めまい、眠気、興奮などがあります。特にふらつきはよくみられる副作用で、ケガをしないようにダイアップ挿入後は子供から目を離せません。

子供によってはふらつきの副作用が2~3日続くこともあるため、しばらくは注意が必要です。息子も挿入後は目つきがとろんとして体に力が入らず、バランス感覚が鈍っていました。

本人は「おっとっと」と楽しんでいる様子でしたが、実際はボーっとしたり、ふらついてぶつかったり、転んだりと親が付いていないと危ないです。

ふんわりパパ
パパ
ふらつきによる転倒事故もあるそうです。

ダイアップ肯定派の医師の意見

ダイアップは脳や体に害がない
医師
2015/02/23
30代 女性
小児科内科医

ダイアップを投与しても脳や体に害はないです。重篤な副作用もなく、けいれんの予防効果もあるため、何回使用しても問題ありません。

けいれん癖が付くことを予防する
医師
2016/06/05
40代 女性
小児科専門医(てんかん専門医)

けいれんはある程度脳と体に負担をかけるため、なるべく起こさないにこしたことはありません。

熱性けいれんを繰り返すとけいれん癖が付くこともいるため、当院ではダイアップで予防することを推奨しています。

ふんわりパパ
パパ
けいれん癖が付くは初めて知りました。
何度もけいれんしているなら使う
医師
2016/10/07
40代 男性
小児科医

過去に何度もけいれんを起こしていて、40分以上意識がない経験もあるなら使ったほうがいいです。子供は急激に熱が上がることが多く、37.5℃以上の発熱に気づいたら挿入しましょう。

ダイアップ否定派の医師の意見

予後が悪くなり診察にも悪影響がある
医師
2012/11/23
60代 男性
小児科医

ダイアップを使わない理由は3点あります。

①咳が残るなど病気の予後が長くなります。②副作用の眠気と傾眠の区別がつかずに正しい診断がしにくいです。③脳炎と髄膜炎によるけいれんも防いでしまいます。

そもそも確実な予防効果は実証されておりませんし、熱性けいれんは脳に悪影響を及ぼさないため、ダイアップは不要です。

親が不安なら処方箋を出す
医師
2015/01/05
50代 男性
内科医

熱性けいれんは良性疾患であり、脳へ強い副作用が発生しやすいダイアップを入れる必要性はありません。ダイアップは親が不安にならないように使うものです。

ふんわりパパ
パパ
ダイアップは親の不安を減らす薬が印象的でした。
重篤な病気によるけいれんが判別できない
医師
2014/11/23
30代 女性
小児科内科医

脳症や髄膜炎といった重篤な病気でもけいれんは発生します。ダイアップを入れ続けていると、熱性ではないけいれんも発生しなくなり、重篤な病気の発見が遅れるリスクがあります。

親が独自の使用条件を決める

熱性けいれんの予防としてのダイアップの使用は、医師間でも意見が分かれています。息子が熱性けいれんで運ばれた総合病院ではダイアップの処方がされましたが、当時のかかりつけ医はダイアップは使用しない方針でした。

専門医で意見が異なるため、結局は親の判断になります。うちは「信頼できるかかりつけ医が否定的」と「よくアドバイスを貰うママ友も使わない派」のため、なるべくダイアップは使わない方針となりました。

ダイアップに問題がなくても副作用が気になったためです。ただし「我が子のけいれんを2度と見たくない」という気持ちもあったため、以下の条件にすべて該当した場合のみ、ダイアップを使用することにしました。

ダイアップの使用条件(うちの場合)
  • 息子が熱性けいれんを起こしたときは、すべて40℃以上の高熱であったため、39.5℃以上の発熱があるときに使用する。
  • 熱性けいれんは熱の上がり始めに起こりやすく、息子も発熱から24時間過ぎると起こらないため、発熱初日のみ使用する。

周囲の熱性けいれん持ちの親たちと話したときも、ダイアップは使う派と使わない派はイーブンといった感じでした。このように医師に相談しながらも、親が子供の様子で判断するしかありません。

息子が2歳のときは熱を出すたびに40℃近くなることが多く、何度かダイアップを挿入していました。3歳を過ぎたころから高熱の頻度は落ち着き、ダイアップは入れなくなっています。

5歳を過ぎたら先ほどの2つの条件に当てはまる場合でも、ダイアップは挿入せずに様子を見ており、今のところ40℃の熱が出ても熱性けいれんは起こっていません。

ふんわりパパ
パパ
結局は条件にあてはまり、何度もダイアップを使いました。

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書いている人

ふんわりパパ
ふんわりパパ
会社員/ブロガー
パパ、ママ、長男、長女の4人家族。夫婦共働きで住宅ローンを返済している一般的なパパ。几帳面で掃除と整理整頓が好き。
ふんわりママ
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会社員
パパが書いた記事を読んで、間違っている部分があると指摘してくれるが、自分では書かない。キュートでクレバーなワイフ。

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